新月🌙満月


●月の満ち欠け

新月→満月の満ちていく期間(約14日間)と、満月→新月の欠けていく期間(約14日間)の2つに大別されます。月のリズムと同調すれば、日々の方向づけや、物事を起こすタイミングなどが見えてきます。

私たちの心とカラダ、プチ断食や瞑想にもこれを上手に活用していくとよいでしょう。


新月から満月までの14日間  🌑🌒🌓🌔🌕

月が満ちていく期間は、身体がいろいろなものを吸収してエネルギーを蓄えようとします。

キーワードは「補給」「摂取」作用があり、「保護」「休養」を促してくれます。満月に近づくにつれその作用は強まるといわれています。この時期はむくみや太りやすい傾向にあります。

軽い食事にしたり、半日断食やヨガ、ストレッチなどでカラダに意識を向けてみましょう。

また、ものごとの完成や成就のパワーもあるのが満月です。徐々に月が満ちていくとき、私たちの願いも実現に向けて成長していきます。満月はまさに月齢のクライマックスです!

 

 

《この時期の心と瞑想法》 音や呼吸を取り入れる瞑想が効果的。心は外に向かって開かれ、起こった出来事を吸収します。人間関係や愛も月が満ちる如く「育つ」期間でもありますので、ひとり静かな時間をもち自分自身を深く見守りましょう。

 

 

満月から新月までの14日間 🌕🌔🌓🌒🌑 

月が欠けていく期間は、何か新しい事を始めるのに適した時期といわれています。。身体は不要なものを排出しようとします。キーワードは「解毒」「洗浄「」発汗」「発散」「浄化」の作用があります。新月に近づくほどその作用は強まります。

新月には「浄化」「解毒」に最適です。インドでは毎年2月から3月頃の新月の日に断食をし、シヴァ神に祈りを捧げるお祭りがあります。月が欠けた新月には、人の欲望は最も少なく、少しの努力で欲望を抑えることができると信じられているからです。

適度な運動で汗を流したり、アーユルベーダのアヴィヤンガ(オイル療法)が効果的です。

 

この時期もデトックスやダイエット(特に新月直前の数日間)に効果があります。掃除や洗濯の効率も上がります。

身体の治療はこの時期に行うと回復が早いようです。傷口の出血も少ないようです。

新月には禁断症状が弱まる傾向にあるのでアルコールやタバコ、コーヒーをやめたい人はこの時期に。

カファが増加した、気管支炎・喘息・鼻炎花粉症・関節炎などの症状は、満月に悪化する傾向があるので体調にあった食事やハーブを活用しましょう。生理痛は満月時に強く出血の量も多くなる傾向。

 

《この期間の心と瞑想法》

OSHOダイナミックメディテーションとクンダリーニメディテーションなど発散や浄化作用のあるものが効果的です。

インドでは釈迦の生誕祭は毎年5月の満月におこなわれます。お釈迦様が誕生した日も、悟りを開いた日、涅槃に入った日も満月だったといわれています。満月の日に心は内に向かいやすいので自分自身を観照しましょう。自分にとって必要でないものを手放していきましょう。恋人やパートナー、友人や職場などの関係性を客観的に観てみましょう。

OSHOアクティブメディテーションで心・身体・魂を癒しましょう。

 

完成・成就のパワー

満月というのは、地球を真ん中にして、月と太陽が一直線に並んでいる状態です。

この時、地球は月の引力と、太陽の引力と両方向から引っ張られていることになります。

潮の満ち引きが起きるのも月の引力のせいです。

両方向から引っ張られるために地球自身にも影響が大きくなりますが、

そこに住む生きものたちにも何らかの緊張感を与えます。

このピーンと張った状態は、身体的にだけでなく感情にも影響を与えます。

潜在意識の中に刻み込まれた傷や何らかの小さな障害、不愉快な感情などが顔をのぞかせるかもしれません。

ただ見守ること。良い悪いの判断なしに。

思考と戦わずに、ただあるがままを見守っていましょう。

 

見守っていると、少しずつそれが消えていくのがわかります。

 

 

一方で完成・成就のパワーもあるのが満月です。私たちの外側の出来事も何らかの実現に向けて成長していきます。

 

心、身体、あなたの内側と外側のエネルギーすべてから古いものが取り払われていくイメージをして

 キャンドルに火をともしたり、お香やアロマを炊いたり、好きな音楽を聴いたり、そして体を自由に動かして踊りましょう♪